確定申告(タックスリターン)の締め切りが4月15日に迫っている。新税制改革法により、前年に比べて払い戻しが大幅に減った人も少なくない。新法では控除項目の削減など、前年までの規定とは異なる点が多い。戸惑った人が公認会計士(CPA)に頼るケースが増えているという。地元紙amニューヨークが9日、報じた。
同紙によると、マンハッタン区を拠点とする個人CPA、サリー・マリンズ・トンプソンさんは確定申告の依頼が引きも切らず大忙し。昨年に比べ25%の収益増だという。別のCPAが同紙に明かしたところによると、年収10万ドル(約1109万円)以下の世帯では今年、払戻金が前年より減少の傾向にある。項目別税控除が減ったことが痛手になっているという。ミッドタウンのCPA、ウォレン・バーグスタインさんは、払戻金額が前年に比べて最も大きく減少するのは、会社員だと指摘。同紙に「顧客の多くは税控除が減ったことを認識しており、払戻金の少なさに驚きは少ない。それでも落胆し助けを求めている」と語った。
米内国歳入庁(IRS)によると、3月29日時点で、個人所得税申告を済ませていたのは全米で9286万1000人。昨年の3月30日より1.4%減少。還付金平均額は、昨年の2893ドル(約32万円)とほぼ変わらず、2873ドルだった。
新税法に困惑、専門家の需要増 タックスリターン締切間近
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