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治安改善もヘイトクライム多く NY市、反ユダヤ主義倍増

Mayor Bill de Blasio and Police Commissioner James O'Neill hold a media availability on crime statistics at Patrol Borough Brooklyn North on Tuesday, June 4, 2019. Michael Appleton/Mayoral Photography Office
ニューヨーク市警察(NYPD)が4日に発表した統計によると、今年1月から5月末までの犯罪認知件数は、昨年同期に比べて2310件少ない3万5095件だった。しかしヘイトクライム(憎悪犯罪)は増加。今年に入ってから今月2日までに184件を確認、前年同期より72件(39%)増えていた。中でも反ユダヤ主義のヘイトクライムが頻発しており、今年は5月末までに110件を確認。昨年同期の58件からほぼ倍増した。
今年のヘイトクライムによる逮捕は昨年より19%増えたが、容疑者に共通点がみられないという。ダーモット・シェア刑事部長はこの日の会見で「精神疾患患者や子ども、常習犯もいれば、全く前科のない人物もいる」と述べた。

Michael Appleton/Mayoral Photography Office
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