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コロナ禍でニューヨークが外出制限となった影響で、青空市場など直接農産物を売る小規模農家が興隆。一方で、飲食店の需要に頼る大規模農家が苦境に立たされている。ニューヨークタイムズが8日、報じた。
「いつもより3時間も早く完売した」と語るのは、ユニオンスクエアのグリーンマーケットで野菜を売るアブラ・モラウィエックさん。3月のある水曜日、午後2時までに、ロングアイランドの農場で作った作物が全て売れたという。また、ロングアイランドのオーガニック農場、サン・リーでは、コロナ疎開したニューヨーカーが押しかけ「常軌を逸した混雑ぶり」。アップステート、ハドソンの青空市場で販売するブルー・スター・ファームも売上げは例年の25〜30%増だという。
小規模農家は、多様な作物を栽培。コミュニティー・サポーテッド・アグリカルチャー(CSA)制度を通じて青空市場などで、地元の季節の食材を消費者に直販していることが強みだ。一方、大規模農家の多くは単品の作物に特化しており、舵取りが難しい。ロングアイランドの大規模農家、クレセント・ダック・ファームは、1908年創業で、年間100万羽の鴨肉を市内の高級飲食店などに納めていたが、飲食店が閉鎖となったため農場の80%の従業員を解雇。オーナーのダグ・コーウィンさんは「レストランが1日も早く再開することが頼みの綱」と語る。

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