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非営利団体、パートナーシップ・フォー・NYCの調査によると、現在、マンハッタンのオフィスに通勤するニューヨーカーは以前の10%。コロナ前には30万人が働いていた金融街では、出勤しても手持ち無沙汰という状況が続いている。ウォール・ストリート・ジャーナルが10日、報じた。
ステート通りにあるビルの受付係、エリック・ベセアさんは、時間を持て余し米国植民地時代の黒人の歴史に関する分厚い書物を数冊読み終えた。少し離れたビルの警備員、エドワード・フランコさんはマヤ文明の歴史や天文学に関する調査を続ける。「携帯で検索するべきではないけど、実に暇だ」。同じく、オーランド・サンチェスさんも「人が恋しい」。
ウォール街のニューススタンドやホテルの予約コーナーではうたた寝をする姿も見られる。近くの床屋のオーナー、レビ・ラビエフさんは「眠いのをぐっとこらえる」と告白。12時間営業しているが、実労はたった2時間だという。大学の宿題をこなす警備員やサイドビジネスにいそしむバーテンダーもいる。売り上げが95%も落ちたという靴修理店のオーナー、イサカエ・ユスポフさんは「家族の靴を持ってきて、修理しろって言うのかい」とヤケ気味。当面は業務を再開するつもりはないという匿名の同業者は「皆、早く街に戻ってきて」と声を振り絞る。

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