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ニューヨーク市内で移民のアーティストが増えているものの、コロナで生活や活動が困難な状態にあり、支援を増強すべきだとする調査報告書がまとまった。ウォール・ストリート・ジャーナルが10日、報じた。
この報告書は人口統計を基に、シンクタンクのセンター・フォア・アーバン・ヒューチャーが作成した。市内の移民アーティストは1990年から増え続け、69%増の5万1000人。昨年、ホイットニー美術館がビエンナーレで市内の移民アーティストの作品を特集するなど、影響力も増加していると指摘している。米国人アーティストは12万4000人と数では多いが、30%の増加にとどまった。
ただし、移民のアーティストは言葉や文化の壁を克服しなければならず、芸術活動で生活できるまで、副業に頼らなければならない。報告書は、コロナ禍で生活や活動が困難な状態にあるアーティストが多いとしている。ガーナ出身のマルチメディアアーティスト、ティジャイ・モハメッドさんはアートを教える仕事を失って、1万2000ドル(約124万円)の損失を被った。作品も買い手がおらず、「ゼロから再出発しなければならない」。報告書は市が、移民アーティスト作品発表の場に財政補助を与える、移民アートセンターを5つの区に設立するなど、支援を増強すべきだと結論づけている。

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