【8日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市警察(NYDP)は6日、ブロンクス区の学校のトイレで昨年、薬物過剰摂取(オーバードーズ)により死亡した男性教諭に薬物を販売したとして、カショーン・リオンズ(31)と、テリック・ウィタカー(31)両被告を起訴した。共にヘロインと合成オピオイド「フェンタニル」を流通させた罪に問われている。
障害のある子どもが通う公立校X811の教諭だったマシュー・アジミさん=当時(36)=は昨年11月30日、職員用トイレの中で遺体で発見された。捜査を進めていたNYPDは、アジミさんが死亡する約3時間前に、リオンズ被告と3回通話をしていたことを突き止めた。1回目の通話は、授業終了約40分後の午後3時27分にアジミさんからかけたもので通話時間は35秒間。同3時40分には同被告からアジミさんにかけ、32秒間通話。同4時5分、アジミさんが学校近くの薬局で注射針を買うところが同店の監視カメラに映っており、その7分後に同被告はアジミさんに電話をかけ、17秒間通話していた。遺体が発見されたのは最後の通話から2時間後だった。
NYPDは「K」という名で通話履歴のあった番号の契約者を捜査し、同被告を特定。2月に覆面捜査官が両被告から薬物の購入に成功した。ウィタカー被告は9日時点で逃走中。昨年9月に出所したばかりのリオンズ被告は保護観察中で、有罪となった場合、禁錮20年から終身刑となる。
教諭に薬物売った男2人を起訴 学校でのオーバードーズ死事件が進展
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