2018年6月6日 NEWS DAILY CONTENTS

出生証明書の性別欄に「X」 NY市長と市議会議長が提案

 【4日付AP通信】ニューヨークのビル・デブラシオ市長とコーリー・ジョンソン市議会議長は4日、市内出身者の出生証明書の性別欄に「男」でも「女」でもない「X」という新しい分類を追加する提案を行うと発表した。
 現在、両親が新生児の性別を明らかにしたくない場合は、出生時に作成する出生証明書の性別欄を「未決定」または「不明」とすることができる。同提案では後に自分で出生証明書を作成または変更する際、「X」の分類を選択できるようにする。医師などの専門家による申告や認証の必要はなく、宣誓供述書を自己申告するだけで変更できるという。
 同市長は「全市民を差別から守るという方針を再確認したい」とアピール。同市議会議長も「医者に自分が誰であるかを教えてもらう必要はないし、本当の自分を偽る必要もない」と話した。
 同市議会議長が関連法案を7日に議会に提出し、今月下旬に公聴会を開催予定。保健委員会での合意を経て、9月の投票にこぎつけたい考えだ。
 成立すれば、市はカリフォルニア、オレゴン、ワシントンの3州に次いで出生証明書の性別欄が3分類となる。ワシントンDCでは運転免許証の性別欄で3分類表記が可能となっている。

ニューヨーク市の出生証明書。 市の公式ホームページより

ニューヨーク市の出生証明書。
市の公式ホームページより

RELATED POST