コメディークラブなどがNY知事と市長を提訴 「公演を禁止するのは独断的」

 ニューヨーク市のコメディークラブや劇場が、ニューヨーク州のクオモ知事やデブラシオ市長が発令した外出制限および劇場の閉鎖を「自由や財産権を侵害している」として連邦地方裁判所に提訴した。各メディアが27日までに報じた。

 報道によると、訴えを起こしたのはマンハッタン区にあるシアターセンターや、シアター・プレイ・ハウス、ニューヨークコメディクラブの他、座席数が199以下の8ケ所のコメディークラブや劇場。ボウリング場やカジノ、スポーツジムの再開が許可されているにも関わらず劇場の公演を禁じるのは「独断的」と主張し解除を求めている。

 一方、クオモ知事の上級顧問、リチャード・  アゾパルディ氏は「外出規制などを巡り、私たちはほとんど毎日訴えを起こされている」と明かした上で「これを不幸に感じる人がいるのは承知している。しかし、低い感染率を維持することを優先するべきだ」と反論している。

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