クオモ知事に国際エミー賞  コロナ禍、111日間の記者会見に

 国際エミー賞を主催する国際テレビ芸術科学アカデミーは20日、今年の春から夏にかけて新型コロナウイルスに関する記者会見を連日行ったニューヨーク州のクオモ知事に、「2020年国際エミー功労賞」を授与すると発表した。
 クオモ知事は新型コロナウイルスの感染者が州で初めて確認された3月中旬から6月中旬までの111日間、州民に向けて毎日会見を開き、感染状況や対策を説明。「明確で一貫性がある」と視聴者の注目を集め、バイデン前副大統領が「リーダーシップの授業」とたたえたこともあった。
 同アカデミーは授与の理由を「ニューヨークで何が起きているのか、世界中の人にわかりやすく説明した。『ニューヨークタフ』という言葉は州民がウイルスに立ち向かうためのモットーになった」と話している。

>>> 最新のニュース一覧はこちら <<<

タグ :