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ジューンティーンス、6割知らず
奴隷解放の記念日、連邦祝日に
米ギャラップ社の調査によると、米国で奴隷制度が廃止されたのを記念する6月19日の祝日「ジューンティーンス」について、60%以上の米国人が「まったく知らない」「少し知っている」と回答したことが明らかになった。ニューヨークタイムズが16日、伝えた。
一方「かなり知っている」「ある程度知っている」と答えた人は37%に上った。昨年のジョージ・フロイドさん殺害事件後に全米で広がった警察への抗議活動や、コロナ禍での人種差別に対する関心などを踏まえ、意識が高まったことが反映されたとの見方がある。
ジューンティーンスは南北戦争終結から数カ月後の1865年6月19日、テキサス州ガルベストンで、奴隷となっていたアフリカ系アメリカ人が解放され、自由になったことを知らされた日に由来する。
5月18〜23日に実施した調査では、黒人回答者の69%がジューンティーンスを「知っている」と答えたのに対し、白人では回答者の31%にとどまった。また、高齢者よりも若年層の方が知っている割合が高かった。また、同日を連邦政府の祝日にすることについては、賛成が35%だったものの、反対は4分の1だった。
米上院は15日、同日を連邦の祝日とする法案を全会一致で可決。下院も翌16日に可決したのを受け、バイデン大統領は17日、法案に署名した。
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