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原因不明の小児肝炎、NY州でも
全米10州に広がる

世界中で多発している原因不明の小児肝炎の患者が、ニューヨーク州でも報告されていた。ニューヨークポストが2日、報じた。
他にはジョージア州をはじめ、アラバマ州で 9 例、ノースカロライナ州が 2 例、デラウェア州とルイジアナ州では各 1 例、イリノイ州が3 例、ウィスコンシン州でも 4 例、テネシー州で 6 例の小児肝炎が報告されている。米疾病対策センター(CDC)は4月29日、新たにミネソタ州でも、子供の肝炎の重症例が数件報告されたと発表した。少なくとも3人の患者が肝移植を必要としており、ウィスコンシン州では1人が死亡した。世界保健機関(WHO)は1週間前、12カ国で子供の急性肝炎の報告が169例あり、そのうち114例は英国で発生していたことを発表した。
患者は生後1ヶ月~16歳までで、WHOは、より一般的な肝疾患であるA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎は除外されたと発表した。原因不明の肝炎と呼ばれる同疾患の一般的な症状は、発熱、疲労、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、濃い色の尿、淡い色の便、関節痛、黄疸など。風邪の原因となるアデノウイルスとの関連が疑われているが、症例との関連は不明だ。CDC は1 週間前、全米の医師に、重度の肝臓疾患を患う子供にアデノウイルスのテストすることを奨励する警告を送信した。
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