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20%以上のチップ払う客が減少
インフレの影響、余裕なくなり出費削減

インフレの影響によりで、レストランで客がウエイターやウエイトレスに支払うチップの金額が減少傾向にある。ニューヨークポストが21日、報じた。
レストラン・テクノロジー企業「ポップメニュー」が今月、全米のレストラン客1000人と経営者165人を対象に行った調査によると、20%以上のチップを渡す客は43%に過ぎず、昨年の56%から大幅に減少していた。オンライン・ギャンブル・サイトの「プレイUSA」が1006人を対象に行った別の調査では、米国人の17%が物価高を理由にチップを減らしているといい、60%がチップ制を廃止するべきと回答している。
アッパーイーストサイドの「ソウジャーン・ソーシャル」では、チップの平均が15%に減少。パンデミック以前は、6人以上のグループに自動的に加算していた20%のチップを18%に下げ、メニューの価格を1ドル上げたという。ミッドタウンの「カーネギー・ダイナー&カフェ」では、チップの平均が、パンデミック以前の19%から16%前後に下がった。
インフレにより金銭的余裕がなくなった米国人にとって、出費を減らす最も簡単な方法の一つがチップを減らすことだ。ただ、間もなく訪れるクリスマスで、サービス業従事者は毎年チップを当てにしている。「例年並みに渡せなくても、感謝の気持ちを表すことは大切だ」と金融専門家は話している。
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