国連近くにカジノ建設計画 運営権入札は過熱気味

 

 

国連近くにカジノ建設計画

運営権入札は過熱気味

 

Freedom Plaza. Credit: Soloviev Group
同グループが有するミッドタウン東側、国連の近くの敷地(Googleストリートビューより)

 

 国連の近くに6.7エーカーの空き地を所有するソルビエフ・グループは1月31日、ニューヨーク市内外のカジノ運営権入札に参加すると発表した。同日、ニューヨーク・タイムズが伝えた。

 この土地はコン・エジソン発電所の跡地の一部。計画によるとカジノ事業者モヒガンと提携し、地下にカジノを建設。地上に1200室のホテル、アパートビル2棟、美術館、レストランなどを加え、4エーカーは緑地にする。美術館にはベルリンの壁の一部を移設し、民主主義に関する展示物を公開するという。

 カジノ運営権入札は過熱している。ディベロッパーのSLグリーン・グループはタイムズスクエアのオフィスビルをカジノとホテルに改築すると発表。ハドソンヤードは敷地の一部にカジノにするという。クイーンズ区にあるシティ・フィールドの駐車場にカジノを建設する計画もある。その他、ブルックリン区のコニーアイランド、ロングアイランドのナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムなども入札に加わる意向を示している。ニューヨーク州のゲーミング・ファシリティー・ロケーション委員会は今年末までに、市内外に3カ所のカジノ建設を認める予定。ただし、ゾーニングの修正や地域住民の意見聴取など作業が長引く可能性がある。

 


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