恐竜も見たであろう世界最古の森 NY市から車で約2時間の場所に

 

恐竜も見たであろう世界最古の森


NY市から車で約2時間の場所に

 

写真はイメージ

 

ニューヨーク市近郊で、世界最古の森が発見された。ニューヨーク州立大学(SUNY)ビンガムトン校と英ウェールズのカーディフ大学の研究者たちは、恐竜も見たであろうと思われる、極めて初期の植物の証拠を発見し、確認した。

この森は、ジョージ・ワシントン・ブリッジから車で約2時間のキャッツキル山脈にあるカイロ町の近くの放棄された採石場の底で、2009年に初めて発見された。以後、専門家たちはこの地域に生育する植物や樹木の正確な年代を知るために調査を続けてきた。かつては、約250マイルに渡って広がっていたものとみられている。 

土のふるい分け作業は、サッカー場のおよそ半分の面積に集中して行われた。この森では、3億8500万年前までさかのぼるとみられる岩石が見つかっている。採石場はカイロ町が所有しており、現在は地域の保全に配慮して科学的研究のために厳重に保護されている。

この地域で発見された古代の森林は、カイロの森だけではない。以前、ギルボア近郊で別の森が発見されている。ギルボアの森は、カイロの森より3年ほど新しいものとみられている。世界には他にも、アマゾンの熱帯雨林や日本の屋久島の森などの非常に古い森がある。(13日、ニューヨークポスト

 

 

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