アメフトの元大スター、O.J.シンプソン氏死去 前妻ら殺害巡る「世紀の裁判」で無罪評決

 

アメフトの元大スター、

O.J.シンプソン氏死去
前妻ら殺害巡る「世紀の裁判」で無罪評決

2月11日に投稿されたシンプソン氏のメッセージ画像/O・J・シンプソンの公式X(@TheRealOJ32)からスクリーンショット

 

アメフトの元大スターで前妻と友人の殺害を巡る陪審裁判で無罪となったO.J.シンプソン氏が死去した。76歳。死因はがんであることを家族がX(旧ツイッター)で明らかにした。 

南カリフォルニア大をアメフトの全米チャンピオンに導き、11間活躍したNFLで「ザ・ジュース」とあだ名されて金字塔を打ち立てた。引退後もコマーシャルや映画に出演して人気を博した。金がはがれたのは1994年。前妻と友人の遺体が見つかり、容疑者に。シンプソン氏は白いフォード・ブロンコに乗ってロサンゼルスのハイウェイを逃げ回った。その様子はテレビ中継されている。その後、逮捕・起訴され、裁判にかけられた。 

裁判もテレビ中継されて米国中が釘付けになった。この「世紀の裁判」で、無罪評決を受けている。米社会に与えた影響は大きかった。警察の黒人に対する人種差別が証明されたとの指摘や、大金持ちはらつ腕弁護士を雇って殺人も無罪にできるなどの批判が渦巻いた。 

その後、遺族による民事訴訟では有罪となり、3300万ドルの賠償金支払いを命じられている。2007年にはネバダ州ラスベガスで起こした強盗未遂事件でも有罪。懲役33年の判決を受けたがたった8年で釈放された。シンプソン氏をよく知るスポーツキャスター、ボブ・コスタス氏は「人生の前章と後章でこれほどコントラストのある人物はいない」と評している。(12日、NBCニュース 

 

NFL Top100の選手に選ばれたシンプソン氏 (NFLFilms公式ユーチューブ(@NFL Films)からスクリーンショット)

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