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昨年度、ニューヨーク市の公立学校全体で実施した州テストの結果、数学のスコアが上がった一方、国語(英語)のスコアは低下した。ニューヨーク市教育局(DOE)が公表した。3~8年生までの児童・生徒のうち、数学で習習熟度以上だったのは53.4%で、3.5ポイント上昇。国語では、学年レベルの読解力があるとされた児童の割合は49.1%に落ち込み、2.6ポイント減少した。チョークビートが22日、伝えた。
同時に際立ったのは、人種間における学力格差だ。国語でアジア系の約70%、白人の約66%が習熟度以上の点数を獲得した一方、黒人とラテン系で習熟度以上となったのはそれぞれ約39%、約36%にとどまった。数学ではアジア系の約80%、白人の約72%が習熟度に達していたのに対し、黒人は約38%、ラテン系は約40%だった。
DOEのデビッド・バンクス局長が最優先課題に掲げているのは、識字率の向上だ。全ての小学校で、3つのリーディングプログラムのうち少なくとも1つを使用することを義務付けている。DOEは、昨年から市内の半数近くで始まったカリキュラムが見直され、教員が不慣れな教材使用を余儀なくされたためにテストの点数に響いた可能性を認めている。
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