RELATED POST

ミートパッキング地区のホイットニー美術館は12月中旬から、居住地を問わず全ての25歳以下の入館を無料とするプログラムを開始する。タイムアウトが10月22日、伝えた。
同美術館では今年1月、毎週金曜の午後5時~10時までの入館が無料になる「フリー・フライデー・ナイト」と第2日曜が終日無料になる「フリー・セカンド・サンデー」を開始し、好評を得ている。この2つのプログラムにより、平均入場者数は有料時間帯の2倍に増加。来館者の年齢層は若返り、より多様化した。例えば、金曜の夜には来館者の平均年齢が10歳下がり、60%以上をアフリカ系、先住民、有色人種が占めた。これらの時間帯の来館者の半数以上が初めての来館だといい、25歳以下の来館者の80%以上が入場無料が来館の決定に極めて重要だと答えていた。2つのプログラムを利用し今年、合計約20万人が同美術館を訪れた。
その他の無料プログラムを全て合わせると、今年は約30万人が無料で同美術館を訪れたことになる。同美術館の理事会委員の1人、ジュリー・メレトゥさんは、「アクセスを提供しなければ、多様性、公平性、受容性について議論することはできない」と話す。収容人数に限りがあるため、無料時間帯に訪れる場合は事前予約を推奨。
関連記事
RECOMMENDED
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
NYの江戸前すし店「すし匠」の魅力は 「すしで息する」中澤さんのこだわり技
-
不要なものを買わない方法 NYタイムズが「節約術」を紹介
-
横浜駅前で暴走の男 “覚醒剤”や注射器100本押収