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ウォール・ストリート・ジャーナルが全米の生徒のテスト成績を分析したところ、読解力や数学、科学の分野において、女子生徒が深刻なペースで男子に遅れをとっていることが明らかになった。同紙が5日、伝えた。
2019年以降、女子生徒のテストの成績は急激に低下し、過去数十年間で最低の水準にまで落ち込んでいる。男子生徒の成績も同様に低下しているが、女子生徒の方がより深刻だ。20年以前は同等またはわずかに男子が上回っていた数学は、今では男子が常に女子を上回る。読解力においては、依然として女子が男子より高い成績を収める傾向にあるものの、その差は縮まっている。この調査結果は、パンデミックによる学習損失が女子に特に大きな打撃を与えたことを示唆している。最新のテスト結果では、女子の成績がまだ回復していないことが示されていた。
教師や保護者、教育研究者は、学習損失における男女格差の要因を特定できていない。ただ、パンデミック中に行動の問題が増加したため、教師が、授業中に問題行動を起こしやすい男子生徒により注意を向けるようになったことや、パンデミック以降、多くの女子生徒が家族の世話や家事の責任を担うようになり、学習に費やす時間やエネルギーを奪われたことが、その要因だとの見方もある。
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