新海誠監督の名作アニメーション「秒速5センチメートル」を実写化した映画が、北米の映画館にもやってくる。ニューヨークを拠点とする映画配給会社GKIDS(ジーキッズ)がこのほど、実写版「秒速5センチメートル」の北米配給権を獲得したことを発表した。

実写版「秒速5センチメートル」(photo: GKIDS)

日本では2025年10月10日に公開された同作。新海誠作品として初の実写映画化となり、主人公・遠野貴樹を松村北斗、篠原明里を高畑充希、澄田花苗を森七菜が演じる。監督は、米津玄師や星野源らのミュージックビデオも手がけてきた映像作家・写真家の奥山由之。

原作は、新海監督が手がけた2007年公開の劇場アニメーション。小学生時代に出会った貴樹と明里を中心に、時間と距離によって変化していく人々の思いを描いた青春ラブストーリーだ。

実写版は2026年の日本アカデミー賞で、松村の優秀主演男優賞をはじめ、撮影、照明、新人俳優賞の4部門にノミネート。日本で注目を集めた作品が北米のスクリーンへと舞台を移す。

北米配給を手がけるGKIDSは、「君の名は。」「天気の子」など新海監督作品を数多く扱ってきた会社。8月には「君の名は。」公開10周年を記念した4Kリマスター版の北米上映も手がけている。

公開10周年を記念して、ニューヨークの映画館で上映中の「君の名は。」

実写版「秒速5センチメートル」の北米での公開日や上映館などは現時点では未発表。GKIDSは、北米での劇場公開を含む詳細を2026年内に発表するとしている。