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アジア系の歴史学ぶ授業、試験導入へ
NY市の公立校、今秋スタート

ニューヨーク市教育局(DOE)は26日、市の公立校でアジア・太平洋諸島系米国人(AAPI)の歴史や文化を学ぶカリキュラムを導入する計画を発表した。今秋から全学年で、短いユニットで試験的に始める。2024年春からは、すべての学校で総合的カリキュラムをスタートさせる意向だ。ニューヨークポストが同日、報じた。
AAPIの家族のグループが「市の多様性推進の取り組みから、AAPIが除外されている」として、DOEの文化カリキュラムにAAPIを含めるよう求めていた。カリキュラムは、AAPIの家族の体験と声を中心に編成。計画には、カリキュラムを授業に取り入れる教師のための専門的能力の育成や、新しい教材や書籍も含まれる。
デビッド・バンクスDOE局長は「人種差別や憎しみと戦う方法のひとつは、お互いの物語や歴史を教え、学ぶこと だ」と指摘。ニューヨーク州議会では、ジョン・リュー州上院議員らが、公立校でアジア系米国人の歴史と公民の授業を義務付ける法案を提出した。リュー議員は「現在の反アジアヘイトの猛威とコロナとの間に、直接的な相関関係があることは間違いない。アジア系米国人は歴史の中で、様々なことのスケープゴートにされてきた。われわれが非難され、嫌われ、攻撃される理由は、無知にある」と主張した。市では過去2年間、アジア系米国人に対するヘイトクライムが全米最多だった。
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