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全米で歩行者の死亡率が最も高い都市はニューヨークであるとの結果が、最新の研究データで明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大による精神的ストレスを原因とするドライバーの運転マナーの悪化が背景にある。amニューヨークが10日、伝えた。
2021年のデータをみると、全米で歩行者の死亡事故が前年から13%増加しており、ニューヨークに限らず全般的な動向となっている。死亡した歩行者のうち、5人に4人が都市部で事故に遭遇。歩行者死亡率は、マイノリティの方が高く、人口比で13.6%の黒人は、死亡者数の19%を占める。一方、白人の人口比は76%であるのに対し、歩行者死亡者数の37%にとどまっている。
昨年1年間で死亡した歩行者は7千人を超える。コロナ禍のストレスのほか、米国人が大型車を好む傾向にあり、歩行者にとっては事故時の衝撃が大きいとされる。反面、20年に死亡した歩行者の約3分の1は血中アルコール濃度0.08以上、4分の1が0.15となっており、飲酒した歩行者が交通量の多い道路を歩く際には、注意が必要との見方も指摘されている。
11~20年に起きた歩行者死亡事故のうち、交差点で発生したのは26%で、91%の歩行者は衝突時には車道に出ていた。横断歩道のない道路を横断していたか、歩道のない道路を歩いていた時に事故にあったとみられる。
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