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コンピュータ学習、一部で義務化
NYの小中学校、州テストに向け

ニューヨーク市内にある小中学校の児童・生徒が、今春の州テストに向けて数学と読解の成績を向上させることを目指し、1日あたり数時間、コンピュータプログラムを活用した学習に取り組んでいることが分かった。ゴッサミスト(8日付)によれば、年明けから始まっており、一部の学校では義務化されているという。
市教育当局は、新型コロナウイルスの感染拡大後、オンライン授業やハイブリッド授業に移行したことによって失われた学習機会を取り戻すことを目的としている。これに対し、保護者や教育関係者の間では、教師が不在となることを批判する声が交錯している。
ブロンクス区サウスブロンクスの第9学区では、教育長がすべての小中学生に対し、コンピュータを用いて数学と読解の学習をするよう求めている。同地区の3~8年生のうち、昨春行われた州テストで学年レベル以上の成績だったのは、数学が19%にとどまり、読解でも31%だった。レベルに達していない子どもは、1日あたり数学プログラムに30分、読解プログラムでは1週間あたり37~49分学習に取り組むことが必要とされる。
ブロンクス区内のある校長は「私は、1日30分もコンピュータプログラムを強いられるような学校に自分の子供を通わせるつもりはない。子どもたちが最もよく学ぶ方法ではないからだ」と非難している。
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