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流入移民とホームレスとの関連は?
NY市長「増加でシェルターに負荷」

ニューヨーク市のアダムズ市長は22日、ビザなし移民を即時送還する政府の「タイトル42」が11日に終了したことで、5800人以上の移民が流入し、市内のホームレスシェルターに負荷がかかったと述べた。前週の4200人と比べても、増えたのは明らかとして、セーフティネットシステムは限界まで追い込まれたとの認識も示した。
一方、政府はタイトル42終了後の米国・メキシコ国境での渡航者数は、期限切れまでの数日間と比べて半分に減少したとしている。ニューヨークとテキサスで、移民を支援するボランティアによれば、移民がニューヨークのホームレス増の原因かどうかは不明だという。
ホームレス支援組織のエグゼクティブ・ディレクター、キャサリン・トラパニ氏は「誰が亡命希望者で、誰がシェルターを探しているホームレスなのか、どのように判断しているのか、私にはよくわからない」と困惑。「シェルターを求める移民を考慮しているのかもしれない。一方で、南部国境からの移民増をスケープゴートとして使っている」とも指摘する。
市当局は、移民の流入とホームレスシェルター人口との関連については明確にしていない。昨年1年間に市のシェルターを訪れた移民や亡命希望者は約7万3千人に上り、うち4万4千人がシェルターや緊急住宅に滞在しているという。(26日、ゴッサミスト)
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