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10万人の児童・生徒、ホームレス
NYの公立校、6年連続

非営利団体「アドボケイツ・フォー・チルドレン・イン・ニューヨーク(AFC)」が8日に発表した報告書によると、2020~21学年度でニューヨーク市の公立校の児童・生徒10万1000人以上がホームレスだったことがわかった。10万人を超えるのは、昨学年度で連続6年目。2010年からは42%増えていた。amニューヨークが同日、報じた。
AFCは、住宅不安を抱える児童・生徒の数に関する年次報告書を毎年発表している。今学年度の報告書では、新型コロナウイルスのパンデミックで学校閉鎖を余儀なくされた後も、ほとんどの子どもはリモート学習を続行。約2万8千人の公立学校の児童・生徒が市のホームレスシェルターから、6万5千人が友人や親戚と同居する家から勉強していた。加えて、約3900人の子どもがホームレスシェルターを利用せず、車や公園、廃屋で寝泊まりしていた。
20~21学年度にホームレス生活を送った児童・生徒数は、19~20学年度と比べて9%減少しているものの、公立学校システムに登録している子どもの数自体が減っていたのが原因である可能性もある。市教育局(DOE)のデータによれば、パンデミックが始まって以来、市の公立学校では子どもの数が5万人以上減少していた。市内の公立校は、今学年度はリモート学習ではなく、対面授業を再開している。
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