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スタバ、今年も値上げへ
利益を圧迫する「コスト高に対抗」

大手コーヒーチェーン、スターバックスのジョンソン最高経営責任者(CEO)は2日に行われたアナリストとの電話会議で、今年も値上げする計画があることを明かした。同日、CNNが報じた。
同社は昨年10月と今年1月に値上げをしたばかり。ジョンソン氏は「インフレや賃金を含むコスト高に対抗するため」と説明した上で、「それでもホリデーシーズンには高い需要を維持した」と話した。1月2日までの3カ月に、少なくとも13カ月営業している既存店の売り上げは世界的に13%、北米で18%伸びている。ただ、コスト高は利益を圧迫し、同時期の1株当たりの利益は69セントとアナリストの予想を下回った。
外食産業は食材の値上がりに加え、人手不足から賃金を上げざるを得ない状況にある。スターバックスでも昨年10月、バリスタの時給を少なくとも15ドルに引き上げると発表した。実際には夏までに多くのバリスタの時給は17ドル程度に達していた。米労働省によると、外食産業は昨年6%の値上げを実施、リトルシーザーズやチポトレも値段を上げた。マクドナルドの値上げは昨年約6%。1993年に統計を取り始めてから、最大の上げ幅だった。それでも米国内既存店の売り上げは13.8%と増えている。
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