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ホリデーシーズンが迫る中、ニューヨーク市のホテルの宿泊代が高騰している。不動産分析会社コスター社によると、市のホテルの9月の平均は1泊417ドルに達し、1987年に同社がデータ追跡を始めて以来、最高値となっていた。同時期に、市よりも宿泊代が高かったのはハワイのマウイ島だけだった。ニューヨークタイムズが24日、伝えた。
タイムズスクエアのヒルトンホテルの最近の金曜の1晩の宿泊代は537ドルで、ローワーマンハッタンのホテルインディゴは414ドル、クイーンズのラガーディア空港に近いアロフトホテルは351ドルだった。ただ、宿泊料金の高騰が観光客減につながる兆候は見られず、パンデミック前の2019年の6660万人にはわずかに及ばないものの、今年同市を訪れる観光客は6500万人近くに上ると推定。 25年には、過去最高となる6800万人以上が訪れる可能性もあるという。
ホテル業界の専門家によると、客室料金の上昇は全米の都市におけるホスピタリティと旅行費用の全体的な増加を反映しているものの、ニューヨーク市では、①大量に流入した移民をホテルに収容 ②新規のホテルの開発を大幅に制限 ③Airbnbなどでの短期賃貸物件の掲載を大幅に制限する法律を施行したことなど、特別な事情も反映しているという。
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