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16日付のカーブド・ニューヨークによると、ニューヨーク市内で、ルームシェアをする40歳以上の人数が急増しているという。
不動産情報を扱う同メディアが、ルームシェア情報サイト、シェア・ルームがまとめた調査結果を分析したところによると、市内のルームメイト、7人に1人が1960~70年代に生まれたジェネレーションXだという。同社の創業者、ルパート・ハントCEOは、「昔はシェアするのは若者と相場が決まっていたが、今は40歳以上の利用が最も伸びている」と語る。
ジェネレーションXが、ルームメイトを求める主な理由は「寂しさの解消」にある。例えば、40歳以上のルームメイトの23%が、配偶者との離婚や死別をシェアの理由に挙げ、半数以上が好んでルームメイトと一緒に住んでいるという。ある40歳代の女性は、「1人だと引きこもりがちになり、寂しさが増す」と語り、「出張から帰ってきて、話し相手がいるのは癒される」と心の内を明かす。
家賃の高騰も理由の1つとみられるが、連邦住宅都市開発局の統計では、部屋をシェアしても、36%が給与の半分以上を家賃に充てているのが現状だ。同局では、家賃を給与の3割に抑えるのが理想としている。
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