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8日付のニューヨーク・ポストによると、ブロンクス区サウスブロンクスに新たなレストランが続々と登場し、ニューヨーク市内の新たなグルメスポットとして注目されているという。
同区モットヘブンでこの秋のオープンを目指すフードホール、ブルックナー・マーケットには、ラテン料理のゴッドファーザーを自称するカリスマシェフのダグラス・ロドリゲス氏が、今年2軒のレストランを開店する。1軒は伝統的なラテン料理がベースの店で、もう1軒は新鮮な野菜や果物を使ったヘルシー志向の店になるという。マンハッタン区から3番街橋を渡ってすぐの場所にあり、広大な敷地を持つ同マーケットには、地ビールが飲める屋上ビアガーデンもできる予定で、新グルメスポットの最有力候補だ。
また、近くにはイタリア料理の名店、セラフィーナのシェフとして腕を振るったミニオ・コンテ氏の店、ラグラタ・ピザもある。先月、無事にリカーライセンスも入手し、ますますのにぎわいが期待される。
マンハッタン区をはじめ市内では家賃が高騰しており、さまざまなジャンルの飲食店が、比較的家賃の安い同区外に移転する傾向にある。サウスブロンクスは、市のレストラン業界の最後のフロンティアとして目が離せない。

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