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23日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク州都市交通局(MTA)が運行する地下鉄車両735台が耐用年数を超えていることが、23日に開かれたMTAの委員会で明らかになった。
これらの車両は40年間の耐用年数を想定して設計されたが、新しい車両との交換を長期にわたり先延ばしにしたため、耐用年数を超えた今も使用され続け、その多くは、A、C、R、J、Z線で運行されているという。
現在使用中の車両で最も古い型のR32とR42は、その後製造した車両と比較し故障しやすく、過去1年間の記録では、新型の車両は11万3179マイル(約18万2千キロメートル)走行するごとに1回の故障が報告されるのに対し、R32は3万2327マイル(約5万2千キロメートル)ごとに1回の割合で故障していた。
老朽化した車両は、今年中に新型のR179に交換される予定だったが、製造を請け負う業者の作業の遅れと、当初提示された費用を6億ドル(約680億円)から7億4千万ドル(約840億円)に引上げたことで、注文した全300台の新しい車両の納入予定日は18年7月へと延期された。19年のL線の運行停止までに、交換を終える予定だという。

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