RELATED POST
1日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク市警察(NYPD)に所属するイスラム教徒の女性警官が、宗教を理由に職場で嫌がらせを受けたとして、このほどマンハッタン区の連邦裁判所に提訴した。
2006年からNYPDに勤務する原告のダニエル・アラムラニ巡査(38)は、07年に信仰をイスラム教に改宗した。08年にイスラム教徒の女性が着用するスカーフ「ヒジャブ」を着用して以来、上司や同僚から嫌がらせが始まったと主張。原告は、宗教による特別待遇として、NYPDからヒジャブの着用を認められたが、同僚から一緒に任務に就くのを拒否され、「テロリスト」や「タリバン」と呼ばれるようになった。原告が所属する労働組合の代表からも、ヒジャブの着用で上司から苦情があり、着用をやめたほうが良いと言われたという。
原告は、パトロールの任務が少なくなり、10年にパトロール任務を命じられた際には、上司から「パトロール中に自爆するなよ」とからかわれ、12年12月には、無理やりヒジャブを剝ごうとした同僚から、身体的な攻撃を受けた。15年11月には、NYPDの銃射撃場にいた写真を同僚にフェイスブックに投稿され、多くの中傷コメントを受けたという。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








