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17日付のニューヨーク・ポストによると、反トランプ派の保護者からの苦情が殺到したため、市内の名門私立校が恒例行事を中止にする事態が発生したという。
マンハッタン区アッパーイーストサイドにあるドルトン・スクールは全米でもトップレベルの名門進学校として知られており、ここに通う生徒の保護者の多くはリベラル派で反トランプを唱える人が多いという。同校では毎年セントラルパークにあるトランプ・ウォールマン・リンクでアイススケートパーティーを開催しているが、今年は「トランプ大統領に関連する場所で行われるパーティーには子どもを参加させない」という声が多くの保護者からあったため、PTAは16日、「参加者が集まらず、今年のパーティーは中止せざるを得なくなった」と発表した。
学校側はこれについて正式なコメントを発表していないが、多くの保護者らが参加を見合わせたことにより開催費用が賄えず、中止に追い込まれたものとみられている。
同スケートリンクは1986年にトランプ氏が買収し改修工事を行ったため同氏の名を冠しているとはいえ、中には「政治的思想の影響で学校行事が中止になるなんて子どもたちがかわいそう」と話す保護者もいる。

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