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【5日付amニューヨーク】マンハッタン区の医師(81)が5日、オキシコドンなどオピオイド系鎮痛剤を不正に大量処方していた疑いで、ブルックリン区連邦地方裁判所に起訴された。
連邦検事局東部地区によると、マーチン・テッシャー被告は、2012年6月~17年1月の間に、正当な医療目的なしにオキシコドン220万錠以上を処方するために、1万4000通以上の処方せんを発行していた疑いが持たれている。同局はまた、同被告が疼痛管理の専門的訓練を受けていないと指摘している。
同被告は、一部の患者がオキシコドン中毒であることや、ヘロインやコカインなどを常用しており、オピオイド系鎮痛剤が麻薬の代わりになることを認識しながらも、処方し続けていた。また症状についての基礎検査もせずに、初診患者に1日当たり15錠のオキシコドンを処方したこともあった。
同事件はニューヨーク市警察(NYPD)およびサフォーク郡、ナッソー郡警察、ニューヨーク州警察などが連携して捜査、ブリジット・M・ローデ連邦検事代理は、「テッシャー医師は立場を利用してオピオイド中毒を助長していた」と非難している。

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