ニューヨークで4日午後、マグニチュード 2.8の地震が発生した。この地震は2日の夜、ニュージャージー州北部のラマポ断層帯のわずか数マイル西で発生したマグニチュード3.0 の地震に続くもので、過去1年余りで3度目。近いうちに大地震が起きる心配はなさそうだが、中程度の地震でも発生した場合、ニューヨークに深刻な被害をもたらす可能性があるという。NYポストが5日、伝えた。

写真はイメージ(photo: Unsplash / Carl Campbell)
ニューヨーク市が2019年に実施した災害評価報告書によると、マグニチュード5.2の中地震が発生した場合、被害額は約47億ドルに達し、約100棟のビルが完全に倒壊、約2000人がホームレスになる可能性があるという。この分析は、1884年8月10日に市を襲った同じマグニチュードの地震のデータを基に実施。同地震では、煙突が倒れ、レンガの壁が崩れるなどの被害が発生した。しかし、それから140年以上経過した今、ニューヨークを取り巻く環境は激変している。
地殻変動という不安定な分野では、将来の予測は不可能としながらも、「ニューヨークの場合、インフラが非常に充実しているため、比較的規模の小さい地震でも、何らかの被害が生じる可能性がある」と警告するのはコロンビア大学ラモント・ドハティ地球観測所の地震学教授、ジェームズ・デービス博士。ただしラマポ断層帯は一般的に南東から南西方向に移動しており、「通常、建物を倒壊させ、津波を引き起こすような垂直方向の地震は発生しない」と説明している。
ラトガース大学の地球科学教授、ケネス・ミラー博士は、4日の地震は2日の地震の余震であると推測。デービス博士同様、マンハッタンに甚大な被害をもたらすにはマグニチュード6〜7の地震が必要と推定しているが、「ラマポ断層帯にはそのほどの力はないだろう」と述べている。
幸いにも、ニューヨークの高層ビルはマグニチュード 6.5 までの地震に耐え得るように設計されており、大部分の近代的なビルは大きな揺れに襲われても比較的安全だという。
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