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プリンストン大学の教授らが発表した「オンライン・ソーシャルネットワーク力学の疫学的モデル化」と題された新しい研究によると、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック(FB)の利用者が、今後4年間で80%減少するという。
現在、フェイスブックの利用者は世界に8億7400万人いると推定されているが、同研究によると2015年〜17年の間には10年のピーク時と比較し、利用者は80%も減少すると考えられている。
デジタル・コンサルタント業者iStrategyLabsが今月発表した調査報告によると、フェイスブックの10代の利用者は、スナップ・チャットやツイッター、インスタグラムなどの別のSNSに乗り換え、11年から13年の間に25%減少。11年には1310万人いた10代の利用者が、現在は980万人にまで減少している。
一方、55歳以上の利用者は80%以上増加しており、現在は2800万人以上が登録しているという。
現在、全米には約1億8000万人の利用者がおり、11年1月と比較すると22.6%増となっている。
研究の中で教授らは、フェイスブックのような新しいアイデアを伝染病に例え、「人々の間でいったんはまん延するが、次第に免疫ができ、最終的には飽きられ、アイデアは絶滅する」と指摘。フェイスブックのピークは過ぎ去り、衰退期に入ったと表現している。
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