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ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は26日、米漫画出版社マーベル・コミックスのキャラクターが登場する実写版連続ドラマの撮影が、ニューヨーク市内で行われることを発表した。
ことし9月から撮影開始予定となっている4作は、「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「アイアン・フィスト」といったキャラクターをそれぞれ主人公にした実写ドラマシリーズ。
まず2015年にデアデビルを主人公にした13話構成のシリーズが放送され、その後、順次別のキャラクターを主人公とした作品が公開される。全4作品の配信後は、これら4キャラクターが集結するミニシリーズ「The Defenders(原題)」も企画されている。
同社の親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニー(WD社)が3年かけて制作し、映像ストリーミング配信会社ネットフリックスが放映する。
同番組の制作により、州には2億ドルの収益が見込まれており、さらに400件のフルタイムと3000件のパートタイムの雇用が新たに生まれることが期待される。
世界の都市が同番組の制作候補地として名乗りを上げたが、ニューヨーク州の寛容な税額控除制度を理由に、WD社は同州を選んだ。WD社は同州で撮影を行うことにより、約400万ドルの税控除を受けると推定される。
州では昨年、183作の撮影が行われ、4億7700万ドルの税控除と引き換えに、21億1000万ドルに値するビジネスが生み出された。
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