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マンハッタン区の北部にあるハーレム地区が今、居住地区として人気を集めている。
2002年の同エリアの平均家賃は1200ドルだったが、最近では2397ドルにまで上昇。ダグラス・エリーマン社をはじめとする不動産業者によると、ハーレムの不動産は軒並み好調で、物件の売り出し価格は上昇の一途をたどり、新築アパートも直ぐに空室が埋まるほどだという。
同社副頭取マーク・メナンデスさんによれば「ハーレムには設備の整った空室が豊富にあり、将来有望な若者らにとっては住み心地の良い場所」だという。そして何より、ビジネスの中枢から多少離れていたとしても「やっぱりマンハッタン区内に住みたい」という消費者の需要が後押ししているようだ。
同氏はまた「ハーレムには高い潜在力がある。手頃な価格の店も多く、移動手段にも事欠かない」と述べている。旅行者や転入者にはチェーン店や小売店などの新規店舗の流入も魅力的で、ここ数年の間にホールフーズやレッドロブスター、ターゲットなど、各種チェーン店が相次いでオープンしている。
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