2026年5月6日 NEWS DAILY CONTENTS

NYの渋滞終了!? JFKまで“たった7分”の空飛ぶタクシーが現実へ

マンハッタンからジョン・F・ケネディ国際空港(以下、JFK)まで、タクシーやライドシェアで最長2時間、そんなニューヨーカー共通の悩みを根本から解決してしまうかもしれない「空飛ぶタクシー」が、ついに登場しそうだ。

電動エアタクシーがニューヨーク上空を飛行。ケネディ国際空港とマンハッタンのヘリポートを結ぶルートでの実証飛行の様子(Photo: 公式リリース)

ジョビー・アビエーション(以下、ジョビー)は4月27日、ニューヨーク市内で初となるeVTOL(電動垂直離着陸機)の地点間実証飛行を完了したと発表ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PANYNJ)と協力の下、機体(N545JX)はJFKを離陸し、ダウンタウン・スカイポートやミッドタウンの西30丁目・東34丁目のヘリポートへと次々に着陸した。まさにSF映画さながらの光景がニューヨークの空で現実になった。

ここがすごい! 3つのポイント

まずとにかく速い。現在1〜2時間かかるJFKへのアクセスが、10分以内に短縮できるとジョビーは見込んでいる。ニューヨーカーが2025年に渋滞で失った時間は平均102時間。それが一気に解消されるかもしれない。

次に静かでクリーン。完全電動で排出ガスゼロ、しかも従来のヘリコプターと比べて騒音も大幅に低減している。CEOのジョーベン・ベバート氏によると「ヘリコプターの100分の1の静かさ」だという。

そしてドア・トゥ・ドアで移動できる未来も近い。ジョビーは、デルタ航空やUberと提携し、玄関先から搭乗口まで一体的な移動体験を構築することを目指している。「Uberアプリで空飛ぶタクシーを呼んでJFKへ」そんな時代がすぐそこまで来ている。

気になる価格は?

ベバート氏は「長期的にはグラウンド交通と競争力のある水準を目指す」と宣言。JFKとミッドタウン間のライドシェアは150〜250ドルほど。エアタクシーがその価格帯に収まるなら期待できそうだ。

いつから乗れる?

ジョビーのチーフ・プロダクト・オフィサーは、早ければ2026年後半に有償旅客便の運航を開始したいと意気込みを語っている。現在はFAAの型式証明取得の最終段階で、将来的にはラガーディア空港にバーティポート(垂直離着陸専用施設)を建設する計画も検討されている。

                       
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