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ブルックリン区では、第2四半期における住宅の供給が需要に追いつかず、コンドミニアムの平均価格がこれまでで最高となる100万ドルを上回ったことが、不動産会社アイディアル・プロパティーズの最新の報告で明らかになった。
同社が“おしゃれな高級住宅街”として昨今人気が急上昇している同区のウィリアムズバーグとグリーンポイントのコンドミニアム販売状況を分析した結果、1平方フィート当たりの平均価格が1000ドルを上回っていることが分かった。しかし同エリアには、この平均価格を遥かに上回る物件が数多くある。
最高値を記録するのはブルクリン・ブリッジ・パークを一望する6部屋のペントハウスで、希望販売価格は3200万ドル。室内には映画館やワインセラー、広々としたバスルームが併設されている。
2番目に高いのはダンボ地区のクロックタワー・ビルディングにある物件で、現在1800万ドルで販売中。
従来ならば、タウンハウスはパークスロープ、コブルヒル、ブルックリンハイツなどの地区でもっとも高い人気を誇っていたが、最近では需要が供給を大きく上回り、物件が不足しているのだという。
こうした事情からコンドミニアムを選ぶ人々が増え、その影響で過去12カ月間だけで価格が27.5%も上昇した。価格幅は30万ドル~1000万ドルと非常に大きく、「適当な価格」の物件を見つけるのが困難な状況となっている。
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