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ファイナンシャル・ソーシャル・ネットワークのウォレット・ハブが発表した最新の報告書によると、健康保険料の投資利益率が全米でもっとも高かったのは、ミネソタ州だった。ユタ州、カンザス州、ハワイ州、アイオワ州、イリノイ州、ネブラスカ州がこれに続く。一方、最も低かったのはミシシッピ州で、ニューヨーク州は28位だった。
この投資利益率は、全米50州のうち情報の取得が不可能だったメイン州、ロードアイランド州、バーモント州を除く47州の健康ランキングと死亡率のランキング、また個人医療保険料の平均額から算出したもので、支払った保険料に対し、もっとも上質な医療ケアを受けられる州を見極めるもの。
ミネソタ州の個人医療保険料の平均額は2292ドルと全米でも最も低く、これが投資利益率の高さに影響している。一方、37位のアラスカ州の個人医療保険料の平均額は5424ドルと全米で最も高かった。19位のカリフォルニア州は死亡率が一番低く、47州の中で投資利益率が最低だったミシシッピ州は死亡率が全米でもっとも高かった。全米州議会会議によると、米国では毎年、2兆9000億ドルが医療費に費やされているといい、これはほかの先進工業国と比較すると、1人あたり2倍の額に相当するという。
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