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ニューヨーク市は16日、今季で初めてとなる西ナイル熱の感染者が市より出たことを発表した。
感染した人物は、ブルックリン区に住む60歳の男性。それら以外の身元に関する詳細は公表されていない。男性は治療を受け、既に退院しているという。
市は、蚊に刺されることに無防備にならないように、とニューヨーカーに警告する。
市の保健局の担当者は、「特に60歳以上の高齢者で、症状が重病化する傾向にある。60歳以上では免疫力が弱まっているためだ。まれなケースだが死に至ることもあるので、夏に外で過ごすには対策が必要」と述べている。
西ナイル熱の感染は、米国内では1999年に初めて確認された。ニューヨーク市における感染者の数は、これまでに318人だという。
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