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ニューヨーク市警察(NYPD)のビル・ブラットン本部長は1月31日、ラジオ局AM970の番組「ザ・キャッツ・ラウンドテーブル」に出演し、ことしの1月は市にとって近年まれにみる安全な月であったことを明かした。
2月3日に発表する予定となっていた月間報告書の内容の一部を公開し、「殺人事件や発砲事件の発生件数が劇的に減少しており、1月は全体的に見ても良い月だった。おそらくこれまでで最も安全な月だったはずだ」と述べた。
地下鉄内での刃物による傷害事件が1月に6件連続して起きていたことについては、「特に地下鉄に乗る時など、ニューヨーカーが危機感を持つのは当然だ」とし、市民の信頼を高めるために、市内に配備する警官の数を増員するという計画についても触れた。
また、3月までにNYPDの全ての警官に、ハイテク機能を搭載したカスタムメイドのスマートフォンを所持させる計画で、どこにいてもスマートフォンを使ったアクセスが可能になるという。これにより、追跡中の容疑者や行方不明の子どもの写真などが、一瞬にして3万6000人の警官の元に送信されるようになるという。
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