民主党支持者が圧倒的に多いニューヨーク市だが、こと恋愛と政治に関しては米国の他都市とさほど変わらないようだ。14日付メトロニューヨークが伝えた。恋人・結婚相手探しサイト、マッチドットコムが実施した調査「シングルズ・イン・アメリカ」によると、市在住の独身の71%、他都市の独身の72%が、「デートをする際は政治的信条を気にしない」と回答。同サイトのアドバイザー、ヘレン・フィッシャー博士は、「政治より愛が勝つ、完璧な例」と話す。

バレンタインデーの14日、花屋は恋人への花束を買いに来る人でにぎわった=14日午後 (photo: Yuriko Anzai / 本紙)
NYシングルの実態は? マッチドットコムが調査結果発表
【14日付メトロニューヨーク】恋人・結婚相手探しサイト、マッチドットコムはこのほど、今年で8回目となる調査「シングルズ・イン・アメリカ」を実施。同サイト非加入の18歳から70歳の独身男女5000人を対象に「最初のデート」「政治」「SNS」「セックス」など7項目への回答を求め、その結果を公表した。中でも興味深いのがニューヨーク市に暮らす「独り者」の実態だ。
その1、プレミアムケーブル局のHBOやShowtimeを視聴している独身は、セックスの回数が平均で21倍多い。その2、一緒に過ごす際のアクティビティーは音楽を聴く(83%)、一緒に料理する(81%)、ロマンチックコメディーを観る(79%)。その3、女性の70%は自宅にWi-Fiを持たない男性に「ドン引き」し、65%はスマートウォッチや人工知能アシスタント「アレクサ」を持つ男性に興味を持つ。その4、88%が清潔なシーツと浴室を好む。その5、セックスにおける重要な要素は「相手への心配り」が84%。次いで「情熱的」「キスが上手」「会話」。その5、最初のデートの前にSNSに写真をアップするのを「適切」と答えたのは20%。その6、最初のデート代を全部負担してもよいと答えた男性は79%。

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