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夏の訪れとともに今年もカラフルな「シング・フォー・ホープ」が帰ってきた。ニューヨーク市内の公園や広場にペイントしたピアノを置き、道行く人に気軽にアートと音楽を楽しんでもらおうと始まった公共芸術プロジェクトも今年で12年目。ペンプラザで連弾していたマックスさんとキャロラインさんは「すごくいい企画だね」と、タイムズスクエアで流暢な音色を響かせていたイーグルさんは「毎年、楽しみにしている」と話した。世界中から集まったアーティストが半年かけて仕上げたというピアノは51台。期間終了後、市内の公立学校に寄付される。

マックスさんとキャロラインさん=写真左上、イーグルさん=写真右上。写真左下はリンカーンセンター、右下はダグ・ハマーショルド・プラザ=8日午後撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)
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