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ニューヨーク市の不動産業者は、パンデミックの影響で空室が目立つマンハッタン区の商業用ビルを住宅に変えることを提案している。ニューヨークタイムズが11日、報じた。
同区ミッドタウンでは、オフィススペースの空室率が2009年以来最高の約14%に上昇しており、商業用ビル所有者のグループは、開発業者が市のオフィスを容易に住宅に用途変更できるよう、ニューヨーク州および市に求めている。不動産仲介業者のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドによると、マンハッタン区の4億平方フィート(約3716万平方メートル)のオフィススペースのうち約1億4000万平方フィート(約1301万平方メートル)は、平均的または古くて売れにくい建物にあるという。不動産委員会は、このような建物が市全体に約2億1000万平方フィート(約1951万平方メートル)あるとし、その10%を住宅に変換すると、同区に1万戸、住宅不足が慢性的している市全体で1万4000戸のアパートを増やせると推定している。委員会は、新たな住宅の一部を、低所得者向け住宅として確保することが必要だと述べた。同提案の実現には、ゾーニングと密度規制の変更が必要となり、これには市および州議会による議決と市長および知事による承認が必要となる。住宅問題を施策の中心に揚げるデブラシオ市長は、同案を歓迎している。

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