Dr.ロバート・コレス 新カイロ色々ポキポキMY LIFE 第27回 坐骨神経痛の話

 坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿って痛みが発生する症状の総称です。坐骨神経は、お尻から太ももの後ろ側を通り、膝の近くですねとふくらはぎに分かれて、足の甲と足裏に続いています。坐骨神経は太くて長く、末梢神経の中で最大。

一般的な成人だと、1メートルほどもあるといわれています。その長さゆえに、障害が起こると、膝の屈筋や下腿、足の全ての筋に影響を与え、神経の走行に沿って広い範囲で痛みが生じるのです。 

◆坐骨神経痛の症状
 ①お尻に痛みやしびれを感じる②太ももの外側や裏側、ふくらはぎ、かかとなどに痛みやしびれがある③脚が激しく痛み、歩行が困難になる④腰を動かすと、脚の痛みが激しくなる⑤安静にしていても、お尻や脚が激しく痛んで眠れない⑥脚痛だけではなく、腰痛もある⑦痛みやしびれの他に、冷感やだるさがある⑧体をかがめると、痛くて靴下がはけない⑨脚が痛んで、立っていられない⑩お尻が痛くて、座っていられない、などがあります。
 上記の症状がみられる場合は、坐骨神経痛が疑われます。

◆放っておくと怖い坐骨神経痛

 「老化現象だから、坐骨神経痛は治らなくても仕方がない」と思っている方も多いかもしれません。しかし、原因を見極めて適切な施術を行えば、症状の改善が見込める疾患です。治らないと諦める必要はないのです。しびれが続く状態を放置すると、最悪の場合歩けなくなり、杖や車椅子なしに移動できなくなります。
 お尻や太ももの裏の痛みをかばって歩いていると、腰や背中、首など他の部位までも痛くなります。これらは、早めに対処すれば避けられることです。
 当院では、まず原因である腰周りの骨の動きや骨盤の動きをチェックし、問題のある箇所を矯正します。坐骨神経痛でお悩みの方は、早めにご相談ください。

 
 
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プロフィール
Dr.ロバート・F・コレス
ラトガース大学卒業、NYカイロプラクティックカレッジ卒業、35年の実績・慢性神経の痛み治療の専門医

ジャパニーズ・アメリカン・カイロプラクティック・オフィス
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