川崎病に似た症状で5歳児が死亡 コロナ関連の可能性

 ニューヨーク州のクオモ知事は8日、血管に炎症を引き起こす川崎病に似た症状を発症し入院する子どもが州内で73人に上り、そのうち5歳の男児が7日に死亡したと発表。症状を訴えるほとんどの患者は、新型コロナウイルスの感染や抗体検査で陽性だったため、州保健局は同ウイルスとの関連がある可能性を指摘している。
 また同州では今まで、新型コロナウイルスの感染により、10歳以下の子ども3人が死亡。同局は死亡した3人に同症状の発症歴があるか調査を行うという。 クオモ知事によると、州内では同ウイルスの感染により7日から216人が死亡した。

デブラシオ市長は同日、週末からブルックリン区ドミノ公園に市警察を増員し社会的距離違反の取り締まりを強化。マンハッタン区ハドソン川公園やピア45、46では入場制限を設けると発表した。写真はセントラルパークで撮影(Photo / 本紙)
タグ :  , ,