マンハッタン地区検事局がトランプ大統領の過去8年分の納税記録の提出を求めている問題で、米司法省は2日、召喚状の執行を一時差し止めるようマンハッタン区の連邦裁判所に申し立てた。この問題を巡る係争が「憲法上の重大な問題」をはらむとして、審議中の召喚状執行を止めるよう求めている。各メディアが報じた。
召喚状は8月、トランプ氏がポルノ女優に支払ったとされる口止め料を巡る捜査の一環で発行された。これを受けトランプ氏側は先月、現職の大統領は犯罪捜査の対象にならないとして同検事局を提訴。特に地方当局による大統領への捜査は政治的利益のために利用される恐れがあるとして違憲と主張していた。
司法省は、この問題を巡る審議前にトランプ氏が納税記録の提出を強いられた場合「取り返しのつかない損害」を受けかねないと訴えている。
本日のデイリーサン
CNN速報
- 中国の月探査機「嫦娥6号」打ち上げ、米国との宇宙競争過熱 05/04/2024
- 世界規模でのはしか感染、昨年は前年比でほぼ倍増 WHO 05/04/2024
- 米大統領選、「全てまっとう」条件の結果受け入れ トランプ氏 05/04/2024
- ジョンソン元英首相、ID忘れ投票所入れず 自ら法制化した義務 05/04/2024
- 4月の米就業者数、17万5千人増にとどまる 失業率は3.9%に上昇 05/04/2024
- 「裸の楽園」の旅、ヌードクルーズ船が米マイアミから出航へ 来年2月 05/04/2024
- トランプ氏「口止め料」裁判、元側近が証言 05/04/2024
- 遺体が横たわるエベレスト、それでも登頂を目指す理由とは 05/04/2024
- 米CIA長官がカイロ入り、ガザ停戦と人質解放に向けた交渉続く 05/04/2024
- カナダ、インド国籍の3人を逮捕 シーク教分離主義者の暗殺で 05/04/2024