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ニューヨーク市観光局は7日、2015年までに市の年間観光客数を5500万人に伸ばす意向を表明した。市は昨年、史上初の5050万人突破を達成、観光産業のさらなる拡充に尽力する。
今回、同局が焦点を当てたのは、18歳〜29歳までの青年層。好奇心が旺盛で購買意欲の高い30歳未満の若者を魅了するさまざまなプロモーションを実施。中でもマスターカードと協力した「NYC>30(ニューヨーク・アンダー30)」というキャンペーンでは市観光局の公式ウェブサイトやソーシャルメディアなどでマスターカードメンバーに向けた特典の提供などを展開する。
11年に市を訪れた観光客のうち青年層は約3割を占めており、再来訪に意欲的な人が多かった。市は今後、レンタルバイクや安価な宿泊施設、ネット環境のインフラ設備などを整え、若者にとって有益な施設及びサービスの拡充に力を入れる。
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