アメリカで根強い人気を誇るスーパーマーケット、トレーダー・ジョーズ(通称トレジョ)が、2026年も積極的な出店を続けており、今年は全米14州で25店舗を新たにオープンする予定だ。ニューヨークポストが7月6日、伝えた。

全米で出店を拡大するトレジョ(photo: Miki Takeda)

出店ペースは年々加速

トレジョは2024年に34店舗、25年には43店舗を新規オープン。今年も既に複数店舗を開業しており、年内には25店舗の新設を予定している。今回新たに発表された店舗は、ニューヨーク州ヨンカーズ※とシラキュースの他、アリゾナ、フロリダ、イリノイ、マサチューセッツ、ミシガン、オハイオ、ユタ州の計9カ所。開店日は今後発表される予定だ。

※ヨンカーズ店は、既存のハーツデール店からも車で数分と近く、比較的近いエリアへの追加出店となる。

人気を支えるのはPB商品

トレジョは、自社ブランド商品を中心に取り扱う独自のスタイルで知られる。商品を定期的に入れ替えることで新鮮さを保ち、品質と価格のバランスの良さから、全米で高い人気を集めている。

出店場所決定の基準は?

同社はポッドキャストで、出店場所を選ぶ際には人口密度や交通量を重視していると説明している。さらに、主要な高速道路が近いなど物流の良さも重要な判断材料だという。プライベートブランド商品を中心に展開する同社にとって、安定した供給網の維持が欠かせないためだ。

まだ店舗がない州は?

現在、トレジョは全米42州とワシントンD.C.で600店舗以上を展開しているが、次の8州にはまだ店舗がない。

  • アラスカ州
  • ハワイ州
  • ミシシッピ州
  • モンタナ州
  • ノースダコタ州
  • サウスダコタ州
  • ウエストバージニア州
  • ワイオミング州

これらの州で出店していないのはトレジョによると、人口密度が低かったり物流コストが高かったりで、店舗運営が難しいことが理由だという。特にアラスカやハワイ州は本土から商品を輸送する必要があり、供給網の確保が課題になっている。