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再び喫煙規制案を提出 愛煙家から反発の声も
ニューヨークのマイケル・ブルームーバーグ市長は17日までに、3部屋以上の賃貸物件を所有する大家に対し、建物内での喫煙ガイドライン設置を義務付ける内容を含む規制案を提出した。公共の場における喫煙が厳しく制限されている同市の愛煙家からは、早速、「自宅でも吸えないのか」と怒りの声が上がっている。
市長の提案は、アパートの大家はこれまで通り、建物内の喫煙を許可または禁止して良いが、許可する場合にはバルコニーやルーフトップあるいは室内など、喫煙を許可する場所を明確にし、テナントを取り締まらなければならないというもの。違反者には100ドル以下の罰金が科せられることになる見通し。
一部を除き、多くの喫煙家は同規制案について「過剰」と判断しているようで、「(選択の)自由の侵害」を訴える声も聞かれる。
一方、これに対し市長は、「吸うなとは言っていないが、嫌煙家や子どもに対する配慮が必要だということを忘れてはならない」と規制案の必要制を強調した。
ニューヨーク市保健局のトーマス・ファーレー局長によると、市内在中者の喫煙率は14%で、過去10年で大幅に低減した。
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